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へろう。

【日本代表を背負え!】内閣府国際交流事業について

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へろう。

今回は私がブログを始めようと思ったきっかけにもなった、「内閣府国際交流事業」についてご紹介します。実際に現地で経験したことや、その後については次回以降に投稿する予定です。今回は概要編です。普通の人とは一味違う、政府から直々に日本代表を背負った国際交流はここだけ。ではさっそく本題へ移りましょう。

 

 

内閣府国際交流事業とは

www.cao.go.jp

名前の通り、こちらは内閣府が主催となって行われる事業で、18~29歳の青少年が対象となっています。航空機や船を使って日本代表として、世界各国に訪問し、行政・民間企業・教育の観点から現地国の実情を学びます。また、国際交流ですので、学ぶだけでなく日本の魅力を伝えたり、派遣後も日本の人にこの活動内容をPRしたりもします。事業としては、合計で6種類の派遣事業が存在おり、きっとあなたに合った事業見つかるはずです。

以下では、6種類の派遣事業についてご紹介いたします。

 

1)国際社会青年育成事業

 こちらは航空機派遣事業🛫の一種でINDEXとも呼ばれています。この中でも三種類に分かれており、欧州・アフリカ、北米・中南米、アジア・大洋州の各地域の課題をテーマに設定し、当該課題を抱える域内2か国に訪問いたします。2019年度は「メキシコ・ペルー」「リトアニアオーストリア」「フィリピン・ベトナム」でした。実際の様子は、以下のInstagramから見ることができます。

 

2)日本・中国青年親善交流事業

こちらも航空機派遣事業🛫の一種です。長いので中国派遣と呼ぶこともあります。こちらは私が参加したものですので一押しさせていただきます。具体的な経験はまた別途で書きたいと思います。自分が参加した年は、派遣人数は25人で期間は12日間でした。大学の学祭期間中だったので休みやすく、程よいのもいい点でした。

SNSでは、質問に答えたり、団員の感想が載っていたりと、大満足のコンテンツ力となっています。友人が喜びますので、「いいね」お願いします。

 

3)日本・韓国青年親善交流事業

 航空機派遣事業🛫の一種で、別名”韓国派遣”。参加人数は25名です。ほかの派遣団より少しお安めなのが魅力。知っているようで知らない、お隣の国を深く知れるチャンスです。

 

余談ですが、自分が参加した年では、女性比率が圧倒的に高かったようです。また、雰囲気としては、韓国団はきらびやかで、中国団は落ち着いている人が多かったです。

それぞれ、併願で受験できますので、雰囲気で決めるのもありかもしれませんね。

 

4)「東南アジア青年の船」事業

こちらは船での派遣事業🚢です。別名 ”東ア船” もしくは "SSEAYP(セアップ)" です。こちらは約50日で300名もの東南アジアおよび日本青年たちが会して、共同生活を行います。船内でのディスカッション、自国PRだけでなく、各国に寄港して表敬訪問やホームステイまでできるのが魅力。東南アジアの魅力が存分に味わえる事業です。

 

5)「世界青年の船」事業

こちらも船🚢。別名は ”SWY(スワイ)” "世界船" と呼ばれています。こちらは、日本青年約120名と、10ヵ国から募る海外青年120名とで1か月間船内で共同生活を送ります。また船内だけでなく、昨年はメキシコに訪問して、表敬訪問および現地青年との交流を行いました。SSEAYPもそうですが、言語の壁を越えて、他国の青年と肩を並べて見る朝日は一生に残る記憶だそうです。羨ましいです…。

 

6)地域課題対応人材育成事業「地域コアリーダープログラム」

こちらは注意が必要なのですが、参加資格が23~40歳となっています。また社会活動に携わっていることが条件ですので、応募へのハードルが少し高くなっています。高齢者関連、障害者関連、青少年関連活動とテーマに沿ってそれぞれの国に派遣されます。

 

参加までの流れ

参加するにあたって、一次選考と二次選考があります。それぞれ解説します。

【一次選考】(3~4月頃〆)

都道府県の自治体(ないしは青少年団体)に以下の三点を送る必要があります。

  • 参加申込書
  • 1200字以内の作文
  • 健康診断書

自治体によって、締め切りが違ったり、1次選考から面接があったりすることもありますので、よく調べることをお勧めします。また、自分が応募したときは健康診断書が間に合わなかったのですが、問い合わせたら待っていただけました。

 

【2次選考】(5下旬~6月初旬頃)

毎年形式が変わるそうなので、私の年度の場合をお伝えします。

  • 選択式の教養問題+500字程度の小論文(60分)
  • グループ面接+ディスカッション

教養問題は、主に時事問題のほかに、日本や事業関連国の地理・歴史やその他日本代表青年として知っておくべきことを問われます。小論文では、国際交流の意義であったり、事業特有の論点であったりが問われます。

面接では、志望動機や事業中に意識すること、事業後のビジョンといった基本的かつ時間軸に沿った質問が来ます。ディスカッションは、グループによって質問が異なりますが、自然体を意識して「聞く・話す」を大切にしましょう。

※服装について

スーツで行くことを強く推奨します。規定されていないのでご注意ください。自分はTシャツで行って、浮きまくった思い出があります。合否にはあまり関与しないらしいですが…。

 

 

参加してよかったこと

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中国を代表する世界遺産故宮

 

1)日本代表を背負ったこと

日本全国から選抜されたこと。訪問国に表敬訪問すること。海外青年と課題解決に向けて議論すること。あらゆる場面で、日本代表としての使命を背負って振舞うことが求められます。この経験は、自分の人生における誇りとなりました。

2)日本全国に仲間ができたこと

ともに事業に参加した仲間は、一生ものだと思っています。全員、高い志を持っていて、常に刺激されっぱなしでした。派遣中の困難をともに乗り越え、ともに笑い、泣いた仲間にこの先どれだけ出会えるかを考えると、本当に出会えてよかったと思います。

3)異文化理解が深まったこと

自分の場合は中国に行ったのですが、中国をこの目で、あらゆる角度から見ることができました。加えて、考え、友人と議論しあったことで初めて真の「理解」につなげることができました。これはこの事業特有の体験でしょう。

4)行動力が高まったこと

派遣に参加すると、周囲は行動力の塊みたいな人がたくさんいました。現地の方にばんばん話しかけたり、夜にいろんなところへ出かけたり。ほかにも動画作成に調整したり、SNSで情報発信をしたり、見ているこっちがたじろいてしまうほどです。しかし、一緒にいる段々触発されてしまうのです。友人に負けてられないという気持ちが、自分の中で芽生えるようになりました。

5)就活で役立ったこと

これを気にする人は多いのではないでしょうか。実際、私もこれを期待して参加したのも事実です。エントリーシートでこの内容を書くと、面接時のウケはよかったです。自分がこの派遣で考えたことや、行ったことを存分に伝えましょう!

 

最後に

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友達のおかげでこの夜景も見ることができました

「たった一度の経験で、人生がガラリと変わる」なんて巷で言われていそうな宣伝文句ですが、この事業には不釣り合いな言葉のように思います。なぜなら、この事業にはそんな経験が幾度も押し寄せてくるからです。素敵な体験が必ず待っています。迷っている方へ、この記事が背中を押すきっかけになれば幸いです。

 

ピアノを始めてよかったこと

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へろう。

この挨拶の仕方は、私が愛してやまない[ALEXANDROS]のVo.を務める、川上洋平さんのブログでのあいさつに影響されてしております。お許しください。

 

今回は雑談テイストでつらつらと書こうと思います。

テーマは、タイトルにもございます通り、「ピアノを始めてよかったこと」です。コロナが蔓延して以来、ほかの人に移すわけにもいかないのでずっと家にひきこもっております。時間はたっぷりあるので、なにか成長と言いますか、自分に変化を加えたいと思い、とりあえず1カ月ピアノを毎日1時間ほど弾いています。

練習曲は、夜想曲の名でおなじみ、ショパンの「ノクターン OP. 9-2です。もちろん初心者ですので、変調されて簡略化したものです。曲の時間としては、2分ちょい。1か月かけるのにちょうどよいボリュームでした。

ちなみにこの曲にした理由は、当たり前ですが好きだからです。では、どこが好きか。言語化って難しいですね。最初はゆったり流れ、最後の最後に一気に盛り上がるのが曲の全貌なんですが、途中の曲の速さの緩急が絶妙なんです。メロディーと緩急をうまく組み合わせることで、とてもロマンティックな雰囲気が生まれている気がします。まさに夜想曲という名にふさわしく、夜にメロディーラインに乗りながらゆらゆらと体を動かして踊ってみたくなります。星空のもと、舞踏会のように踊るイメージです。さて、ここまでが曲についてでした。いよいよ本題です。

 

 

没頭する時間ができた

スマホやその他娯楽が普及した昨今、「~ながら」が増えた気がします。ご飯を食べながら、スマホを見る。テレビを見ながら、ゲームをする。音楽を聴きながら、勉強をする。これらを全て否定する気はありませんが、やはり一つのことへ集中する機会は減った気がします。減るにつれて集中力が欠如していき、また一つのことへの満足感・達成感も減っていってしまったように感じます。この点、ピアノを弾くことは、音楽を聴いたり、スマホ・テレビを見たりしながらはできません。弾くその一瞬一瞬に集中しなければなりません。これは、「『今』この瞬間を大切にする生き方」で知られる、マインドフルネスにも通ずるかもしれません。マインドフルネスとは、GAFAでも取り入れられている瞑想の一種です。ただ一つの時間に集中する。1日に少しでもこの時間を作ることができたのは、大きな収穫です。

 

目標を設定し、コツコツと継続することに自信がついた

今回、「1か月、毎日1時間は練習することでノクターンを弾けるようになる。」ということを自分自身で目標設定して、実行に移すことができました。大学に入ってからというものの、小さなことを毎日積み重ねる機会がめっきり減ってしまいました。特に私は、大学受験に懸けていたので毎日勉強していたあの日々に比べたら微々たるものです。時間が経てばたつほど、自分は努力できない人間になってしまったのではないかと漠然とした不安が胸中に居座るようになってしまいました。しかし今回、まだ1か月ですが毎日コツコツと練習し、弾けるようになったことで目に見える形で成果を残すことができました。これは、自分にとって大きな自信です。時間がないという人は、休日に1時間するとかでもいいと思います。むしろ甘い設定のほうが達成しやすいので、もっともっとという気分になります。上述は、大学入学後の自分の悩みでした。共感していただけると、仲間ができたようでうれしいです。

 

音楽的センスが上がった

わずか1か月しかまだピアノを弾いていませんが、それでも音楽的センスが上がったように感じます。センスというよりは、音楽に対する考え方であったり、着眼点が変わったように思います。ピアノを練習する前の自分は、音楽を聴くだけでした。しかも通学中や勉強中など、BGM感覚でしか聞いていませんでした。となると当たり前ですが、「何となくノリがいいな」、「物悲しい歌詞だな」くらいの浅い解釈でしか聞いていませんでした。しかも聞くだけで言語化こともなく、いわば素通りでした。一方で、今回ノクターンを練習するにあたって、「ここが最大の盛り上がりだから、強弱をはっきりさせよう」とか、「憂い気なメロディーラインだからゆっくり弾こう」など、楽曲を自分の中で解釈したうえで感じたことを改めて自分で発信する必要がありました。発信するためには、曲をつぶさに見なければなりません。これは音楽に対する自分の考え方をがらりと変えるひと時でした。すると自然に他の楽曲へも似たような見方をするようになりました。なぜここに強弱があるのか。なぜここは早く弾くのか。なぜ自分はこのように弾きたいのか。作曲家、さらには自分自身にも焦点を当てながら楽曲について考えるようになったことは、この経験がなければなかったと思います。

 

 

 終わりに

1か月だけでしたが、とても充実した時間を作ることができました。幸か不幸か、コロナの影響 で自分の時間はたっぷりあるので、まだまだ練習したいと思います。

次は、「A whole new world」に挑戦するつもりです。

 

 

【発想力×アウトプット】~発想力で勝負できる人材へ~

7月25日のFOOT×BRAINにて放送された 、【アスリートも必見!!発想力の磨き方とアウトプットの重要性】がまさに今の自分にピッタリでした。ということで今回は、番組の趣旨に倣って、インプットしたものをアウトプットしていこうと思います。

ぜひ一読していってください。

 

今回の番組のゲストは、樺沢 紫苑 先生です。著書として、「学びを結果に越えるアウトプット大全」が非常に有名です。50万部を超えるベストセラーになっています。こちらもぜひ、読んでみてください!

学びを結果に変えるアウトプット大全

学びを結果に変えるアウトプット大全

 

 

ではさっそく本題へと移っていきましょう!

こちらが今回のお品書きです。 

 

 

 

アウトプットとはなにか

番組内で先生は、

アウトプット=話す・書く・行動する

インプット=見る・聞く・読む

と定義されています。こう聞くと、アウトプットすることは非常に簡単なように思えますが、実際にできている人は「10%以下」だそうです。この状況は非常にまずいです。

と言いますのも、現在たくさんの仕事が「AI(1→10)」に代替されています。数年前にオックスフォード大学が、半数の職業がなくなるという内容の研究発表を行い話題にもなりました。

このように、言われたことをただする作業では、人間はAIに勝てないのです。そこで今後、我々に必要とされる力が、「発想力(0→1)」なんです。

 

次に、具体的に必要な4つのことについてお話します。

①人に指導せよ

先生は、人に指導することで自己客観視が高まると仰っていました。みなさんも、誰かに物事を教えるときに詰まってしまった経験があるのではないでしょうか。まさにそこが自分の弱点なのです。自分の感覚を言語化することで、物事を普遍化することができるのです。番組内では、北澤さんも引退後、指導の勉強をしているときに、現役時に指導の勉強をしていれば、もっとうまくなっていたはずだと感じていたそうです。

 

②コンフォートゾーンを脱出せよ!

コンフォートゾーンは、快適領域とも訳されます。毎日する仕事や今いる友人たちなど、居心地のがいいと感じる状態や環境のことを「コンフォートゾーン」と言います。

一方、樺沢さんは、このコンフォートゾーンのにこそ自分の知らない体験や出会いがあると仰っていました。そして、これこそが人の成長されるのです。

例としては、内田篤人選手や長友佑都選手が挙げられます。前者は元FW、後者は元ボランチですが、現在のSBのポジションにコンバートされたことで才能が開花しました。

ただここで注意していただきたいのが、ただ外に出ればよいというわけでもないのです。登山を始める人がいきなりエベレストに上るのは無茶ですよね。

コンフォートゾーンの外には、学習領域危険領域というものがあります。学習領域にある、自分が何とか頑張れることを必死にやる。これこそが成長の糧となるのです。

 

③頭の中を全部出せ!

脳が使える容量には限りがあると、樺沢さんは仰っていました。インプットだけでは、どんどん容量が埋まってしまい、新たなアイディアが生まれる余地がなくなってしまいます。ではその容量を空けるにはどうするか。

一番簡単な方法は、「話す」です。話せば話すほど頭の中が整理されて、空き容量が増えます。すると、空きを埋めようと、どんどん脳が発想するようになっていくのです。

こんな経験はないでしょうか?

会議などで、発想力のある人がどんどん話してリードしていく印象があります。しかし実は、逆にどんどん話しているから、発想が生まれているのかもしれません。

 

一方で、話せば話すほど良い、というわけでもありません。樺沢さん曰く、

ポジティブ :ネガティブ = 3:1

で話すとよいそうです。これは2005年に心理学者のバーバラ・フレデリクソン博士とマーシャル・ロサダ氏によってすでに発表されています。ネガティブなことを全く言わないのは誰しもしんどいと思います。だから1回だけ言って、その3倍ポジティブなことを言えば、人間関係も仕事もうまく行くでしょう!

 

ここで余談ですが、話すことが苦手だという人もいるでしょう。そういう時は、自分の言いたいことを考え、それを話す1秒間相手の目を見て話してください。絶対に伝わります。

 

④30秒以内に記録しろ!

人は見たり、聞いたりすることで1日に何十個もアイディアを発想しています。しかし、アイディアは一瞬の花火のようなもので、すぐに忘れてしますのです。発想力がないと嘆いている人は、実は忘れているだけなのかもしれません。

そこで対策として樺沢さんが仰ったのが、「30秒以内にメモを取る」です。この際、形式は手書きでもスマホでも大丈夫です。とにかくメモを取ることが重要です。メモを取らなければ、99.9%忘れてしまうとまで仰っていました!

また、アウトプットの一つとしてSNSも効果的だそうです。誰かに見られるということは、それだけ洗練されたものを投稿する必要があります。普段より1段階上のテンションでアウトプットすることは、それだけ成長へとつながります。

 

最後に

精神的疲れは2~3カ月遅れやってくるそうです。だから今この瞬間、自分を追い詰めず、8割ぐらいの力でマイペースにやっていきましょう。

また、アウトプットが大事と思ってブログを始めた矢先に、この番組を見て、自分の始めたことに自信がつきました。一つ一つ積み重ねて頑張ります。

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

 

【質問力②】 ~至高の質問力を目指す人へ~

本記事は、オリエンタルラジオ中田敦彦さんによる、You Tube チャンネル「中田敦彦YouTube大学」にてアップされた、以下の二つの動画内容をまとめたものです。自分自身で言語化してアウトプットすることで、着実に身につけたいと思ったので書きました。伝える力は、さすが中田さん。圧倒的です。

ぜひ、時間がある方はそちらをご覧ください。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

また、中田さんはこの書籍の解説をベースに話していますので、こちらもぜひお読みください。

 

 前回に続いて、今回は

【質問力②】相手に感謝される最高の質問とは?

の内容をまとめます。前回については、

 

hotaro0516.hatenablog.com

 をご覧ください。質問力とは何か、いい質問とは何か、についてまとめています。

 

ではさっそく本題に移っていきましょう。

 

 

いい質問をするためには、○○に寄り添う

中田さんは、いい質問をするうえで以下の三点を意識することが重要と仰っています。

・「好き」

・「苦労」

・「変化」

順を追って説明します。

好き

これは動画内でも言及されていましたが、アメトーークを例にとるとわかりやすいでしょう。この番組では、「○○芸人」の名のもと、テーマに沿って集められた芸人さん達が、軽快なトークで番組を盛り上げます。そしてこの番組がなぜ日本でここまで人気を集められているかと言いますと、芸人さんたちの「好き」を語らせる仕掛けが施されているからです。何を聞いても相手の好きなこと。トークに熱が入って仕方がありません。このように、相手の「好き」なことを質問することが秘訣だそうです。

苦労

大学入学当初、元浪人生の人が当時の経験を面白おかしく話していることはありませんか?その他、どの成功者も成功する前に、必ず苦労をしています。そしてその苦労を乗り越えたときこそ、成功者の価値観や専門性がふんだんに詰まっているはずです。まさに相手にしか聞けないことです。現在の文脈に沿っているか確認しながら、どんどん尋ねてみましょう。

変化

上記とも少し内容は被りますが、人は人生の分岐点において必ず壁を乗り越えています。そこで何を考えたのか。すごく気になります。ただここでひとつ重要なことは、相手の過去と現在の両方を知っていなければなりません。「昔○○ですけど、今は××ですよね。どうしてですか?」など。当たり前ですが、相手の変化前後を知らなければ話にならないので注意しましょう。

 

以上3点が、いい質問をするために意識することでした。そしてここから言えることとして、「相手に関する勉強・準備を怠らず、そして寄り添うこと」です。

相手の好き・苦労・変化に寄り添う。そのためには、まず相手のそれを勉強しなければならない。そして一連の行動が、相手の信頼をつかみ、いい答えへとつながるのです。

 

”最高”の質問とは

いい質問を超えて、至高の質問とはなんなのか。理想があれば、目指したくなります。

特徴としては、大きく二つあります。

本人にインスパイアを与える

上記で、勉強と準備が大切だと言いました。そしてその準備とは具体的に何かと言いますと、「仮説を立てる」です。相手のことを調べたうえで、自分なりに考察し、仮説を立て、質問を使って「検証」するのです。そして、仮説 ⇒ 検証を繰り返すことで、問答が本質へと近づき、最後には本人すらも気付いていない答えを引き出すことができるのです。この一連の流れを動画内では、”一本の映画の映画のように” つまりストーリー性を持った質問が最高だと述べていました。聞き手と話し手が互いに高めあうその姿はまさに理想です。

偉人を作る

孔子やイエスを思い出してください。彼らの教えが記載された、「論語」「聖書」は、何千年たった今でも、多くの人に影響を与えています。ただここで一つ、どちらも本人が書いたものではないのです。弟子たちが、師に質問を仰ぎ、答えを映して作られたものなのです。もちろん、孔子もイエスも偉人です。ただ彼らを偉人とさせたものが、弟子たちの質問力であったといっても過言ではないかもしれません。

 

まとめ

いい質問をするためには、勉強と準備によって、相手の「好き・苦労・変化」に寄り添うことが重要でした。そして、最高の質問とは、本人にインスパイアを与えるものであり、時には偉人までも作り上げてしまいます。

 

今回こうしてブログにまとめたことで、今まで流してきた「質問」の重要性を言語化して考えるきっかけとなりました。やはりアウトプットすることは大事だと感じました。次は、アウトプットに関する内容でも取り上げてみようかなと思います。

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

【質問力①】 ~成長速度はここで変わる~

本記事は、オリエンタルラジオ中田敦彦さんによる、You Tube チャンネル「中田敦彦YouTube大学」にてアップされた、以下の二つの動画内容をまとめたものです。自分自身で言語化してアウトプットすることで、着実に身につけたいと思ったので書きました。伝える力は、さすが中田さん。圧倒的です。

ぜひ、時間がある方はそちらをご覧ください。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 また、中田さんはこの書籍の解説をベースに話していますので、こちらもぜひお読みください。

 

 

長くなるので今回は、

【質問力①】優れている人からいい答えを引き出せば人生が変わる

の内容をまとめます。

 

 

 

「質問力」はどんなものか。

  1. 質問にはレベルがある。

  2. 成長に不可欠

  3. 磨けば伸びる

以上の3点が述べられていました。順を追ってみていきましょう。

 

1.質問にはレベルがある

質問には、”いい”質問と”悪い”質問があります。これは周知の事実でしょう。誰しもが”いい”質問をしたいと思っているからこそ、こうして中田さんも動画にしていらっしゃるのでしょう。私自身も就職活動を経験したとき、あらゆる場面で質問する機会がって頭を悩まされたのを思い出します。

ここで中田さんは、

答えより質問に注目しよう

と、仰られていました。そしてこの意識をもっと日常レベルにまで落とし込むことが大事です。アスリートへの質問は、この点でピッタリでしょう。イチロー選手の会見を、いま一度見るととても勉強になります。

 

 2.成長に不可欠

まず、中田さんは、

話者は相手のレベルに合わせる

とおっしゃっていました。大人が子供と話すときを考えれば想像つきやすいと思います。私たちが成長するときの一つとして、自分たちより上のレベルにいる人たちに、自分には足りていない考えを教えてもらうときです。そして、それを引き出すものが、「質問力」なのです。加えて、「コーチンング」という対話法が有名ですが、質問によって相手の自発的行動を促進し、成長を促すことができます。このように、「質問力」は成長にとって不可欠なのです。

 

 3.磨けば伸びる

質問力は資質で左右されるものではありません。書籍や中田さんの動画などを通して知識を蓄えて、実践を繰り返す。こうして段々と自分のものへと変わっていくのです。

具体的なトレーニング方法として、「質問ゲーム」「メタディスカッション」が挙げられていました。ぜひ、書籍・動画を見て取り入れてみてください。(複数人でやる必要がありそうです)

 

”いい”質問とはなんなのか。

ここまで、「質問力」とは何かについて取り上げました。では次に、いい質問とは何か、言語化します。ここで中田さんは、3つ大きく特徴を挙げています。

・具体的×本質的

・自分の関心×相手の関心

・過去の経験×現在の文脈

このままではわかりにくいので補足します。

具体的×本質的

まず、質問が具体的か抽象的か、些末か本質的かの4通りに分かれるとおっしゃられています。就活を例にします。

 

「キムチはあなたにとってなんですか?」(些末×抽象)

「カレーは辛口?甘口?」(些末×具体)

「あなたにとって仕事とはなんですか?」(本質×抽象)

⇒ 就活とは全く関係ない点で些末だったり、 聞かれた側が答えにくかったりします。

 

一方こちらはどうでしょうか。

 「○○さんは、6年目のときに人事部へ異動されましたが、自身の希望ですか?それとも会社の意向でしょうか?」本質×具体)

本題に即していて、かつ相手が答えやすい質問。これこそがいい質問と言えます。

 

自分の関心×相手の関心

これは一言で表せば、

相手が話したそうなことから、自分の聞きたいことを当てはめて聞く

です。観察眼が問われます。

 

過去の経験×現在の文脈。

これも一言で表すと、

相手にしか聞けないことで、さらに今聞くべきこと

です。イメージするならば、M-1で漫才し終えた芸人さんに、

「俳優の○○さんが不倫したことについてどう思いますか?」

と聞く感じです。その芸人さんは不倫も経験してなければ、絶対に今聞くことではないですよね。

 

以上3つが、”いい”質問とは何かでした。詳しい内容や分かりやすい具体例はぜひ書籍や動画で確認してください。

 

 

まとめ

「質問力」とは、

①レベルがある ②成長に不可欠 ③磨けば伸びる

ものでした。

そしていい質問は、

①具体的かつ本質的であること ②自分にも相手にも関心のある事 ③相手の過去の経験に照らし合わせて、今聞くこと

が、重要でした。

 

これ以上は長くなるので、次回で書きたいと思います。

次回は、中田さんの動画

【質問力②】相手に感謝される最高の質問とは?

の内容をまとめます。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。